カモメのつぶやき日記

映画のことや音楽のこと、革ジャンや車のことなども書いていこうと思います。

二児の父が実践した、寝かしつけ4つのコツ

 私は二児の父です。子供たちはもう小学生になったので、寝かしつけることはありませんが、赤ちゃんのころは本当に大変でした。

 赤ん坊はなぜ寝ないのでしょうか? そしてなぜ泣くのでしょうか?

 私はその答えを知りません。ただ夜泣きをする子らを寝かしつけるだけが、当時私の夜の使命でした。

 一度夜泣きする子供に対して、睡眠を妨げられたとき、

「うるせえなあ」とつぶやいたことで女房の怒りを買って以来、反省して私は子供の寝かしつけることを買って出るようになりました。

 早速、効果のあった方法を記します。

 

寝ないレベル1

 私の好きな曲を子守唄にする。

 私はクロマニヨンズとかビートルズなどを主に子守唄として、アップテンポもバラードも織り交ぜ、子守唄として流して私自身もノリノリで歌ってました。タイミングによっては「カムトゥギャザー」みたいな全然子守唄的でない曲でもコロンと寝てしまうこともあります。

 反復することで、これらの曲が「寝るタイミング」であることを、赤子へ伝えるツールとなったのかもしれません。知らんですが。

 ポイントとしては、2〜3曲で寝かしつけられると思わないことです。

 アルバム一枚は覚悟のリサイタルだ!くらいにとりかかると良いでしょう。

 慣れてくると、赤子2人いっぺんに寝かしつけることも可能な手法でした。

 

寝ないレベル2

 レベル1の対処法では、対応できないこともよくありました。アルバム一枚で寝ない場合は、ほっとくのですが、泣き止まないときは、次の作戦に移ります。

 散歩です。

 夜の街を子供を抱っこして散歩します。こうなってくると、私も「いつまでに寝よう」などという甘い考えは捨ててますから、散歩も本格的です。

 通常で2〜3キロは歩きますし、場合によってはもっと歩いたこともあります。

 当時は繁華街付近に住んでたので、いろいろな人からジロジロ見られますが知ったこっちゃありません。こちらは寝かしつたい気持ちでアドレナリンが出てたのかもしれません。

 キャバクラか何かの客寄せのお姉さんから、手を振られたりしたこともありました。

 たぶん赤ちゃん連れで店に行ったらモテるだろうな、と思いましたが、さすがにそういう我が子を道具のように扱うことはしませんでした。

 結構これで寝てくれます。ただ家に帰って布団に置くとまた泣き出すことはあります。最後に繊細なテクニックが必要なハイレベルな手法です。

 

寝ないレベル3

 レベル2とのコンビネーションブローになります。

 夜中散歩でも寝れない場合は、そのまま車に乗ります。

 ここで素人はドライブをするんですよ。たしかにドライブは寝ます。

 ほぼ100%寝ます。

 だけど、ベビーシートから出して部屋へ戻して布団に置くまでの過程で120%起きて泣きますね。 

 ここまで寝ないを貫いてきた赤子は、繊細な生き物ですから。だから寝かしつけではなく自分が寝ることをゴールとすれば、ドライブはあまりにリスキーです。

 では何のために車かというと、歩き疲れた自分を休めるためです。抱っこしたまま運転席に座って、座席を倒します。

 そしてラジオでも聴いて時間をただ過ごすのです。もはや赤子に寝てほしいなどという希望は捨ててます。この際、俺だけ寝ちゃっても良いよね、とすら思ってます。

 マンション内での夜中を回避するためだけの施策です。

 抱っこしてると、赤子の重さとかあたたかさとかミルクくささとか柔らかさとか、汗のじっとりさとか、そういうのを感じながらラジオを聴くのは、そんなに嫌いじゃなかったです。

 

寝ないレベル4 マックス!

 車の中のラジオと言っても限度があります。せいぜい1時間くらいでしょうか。夜泣きする赤子寝かしつけからここまでで、少なく見積もっても2〜3時間は経過してます。

 時間にすると2時とかでしょうか。

 いったん部屋へ戻ります。部屋を明るくして、テレビの電源をつけて、好きな映画や見てない録画したドラマを見ます。

 寝かしつけ作戦は断念して夜更かしを楽しむことに目的を変更します。多少の夜中はシカトですね。ただここまでいろいろしてるので、あまり夜中はしなかったと思います。

 テレビを見る間は居間で一緒にゴロリとしてるだけ。

  

 以上が私が実践した寝かしつけ作戦です。

 

 極意はイライラしない。

 

 環境よってできることできないことあると思いますので、あくまで与太話のひとつと思って、夜中のイライラのお供になれば、かと。

 今回言いたいことはそのくらいです。